『猟師グラフス』
作：F・カフカ
構成・演出：ラーシュ・オイノ（グルソムヘテン劇団）
日程：2023年10月５日(木)～８日(日)
会場：シアタートラム
ドイツ・シュヴァルツヴァルトに住む猟師グラフスは、狩の途中に崖から落ちて死んでしまう。
しかし、死の国へ向かうため海へ出た古びた三本マストの小舟が航路を誤り、永遠に海上を廻り続け、様々な国の港に辿り着く。グラフスは生と死の狭間で世界中を彷徨い、千五百年以上にも及ぶ旅をする。
カフカが書き終えることのなかった、奇妙な物語。
●出演
人形：江戸伝内 結城一糸 結城民子 結城まりな
眞野トウヨウ 土屋渚紗 成田路実
俳優：Hanne Dieserudハンネ・ディーセル
Gisle Hassジェイド・ハイ
Elisabeth Holmertzエリーザベッツ・ホルネッツ
ひびきみか
演奏：稲葉明徳
●スタッフ
作・F・カフカ
構成・演出：ラーシュ・オイノ（グルソムヘテン劇団）
舞台美術：濃野壮一
音楽： 稲葉明徳
照明：斉藤茂男（株式会社シアタークリエイション）
舞台監督：森下紀彦
舞台監督助手：神永結花
映像：濱嶋将裕
音響：幸田和真（株式会社ワンツー）
衣裳デザイン:岩男將史・海史
衣裳製作:漆畑道治
衣裳協力:ダダグラム
大道具制作：株式会社糸あやつり人形一糸座
記録映像：塩田英樹
記録写真：小野塚誠
宣伝美術：原画 高橋岳人 / デザイン 三崎了
宣伝協力：ポスターハリス・カンパニー
人形製作：田中めぐみ 結城まりな 眞野トウヨウ
成田路実 株式会社糸あやつり人形一糸座 / 平野貴大（ワイヤーアート）
翻訳：イングリッシュスクラム / 池上由依子
通訳協力：丸山あかね
制作：結城民子 田中めぐみ（株式会社糸あやつり人形一糸座）
協力：横田桂子 編集制作アイモ 三浦仁
caféオオワニ通リ アルファエージェンシー
●主催：一般社団法人一糸座
●後援：ノルウェー大使館 一般社団法人 小平国際交流協会（KIFA）
●助成：アーツカウンシル東京
●演出家・劇団プロフィール
構成・演出：Lars Øyno ラーシュ・オイノ
ラーシュ・オイノはノルウェーの俳優、監督、劇作家である。彼は1981年から84年にかけてノルウェーの国立芸術アカデミーの演劇アカデミーで就学し、30年以上にわたって映画と演劇の両方で俳優として活躍。1992年にグルソムヘテン劇場を設立し、2002年、同劇団はオスロに独自の劇場を設けた。監督としての責務に加え、国内外で講演やワークショップを実施している。
グルソムヘテン劇団 プロフィール
1989年にトロンデラーグ劇場と共同で初演を飾り、1992年に別の団体として設立された。
2002年、ノルウェーアートカウンシルとオスロ市の支援を受けて独自の劇場を設立。
劇団は、32作品を制作し、日本、ロシア、トルコ、ドイツ、ポーランド、イギリス、スウェーデン、インド、フランス、イラン、アメリカ・ニューヨークのフェスティバルや舞台で公演を行った。
グルソムヘテン劇場は、形而下な伝統を作品の中で演じ、アントナン・アルトーの解剖学的な視点による演劇から基盤となる着想を得ている。
劇団は、すべての発端として、身体独自の音楽性、その呼吸と詩を備えた作品を生み出す。
